PMTCと歯石除去の違い
PMTCと歯石除去の違い
こんにちは、岩村矯正歯科です。
PMTCとは、「プロによる機械的歯面清掃」をさします。
PMTCの手順
1.普段の歯磨きで汚れが取りきれていない箇所をチェックし、口の中の状態を確認する
2.専用の道具や手用の器具で歯面の歯垢を除去する
3.専用の薬剤を使用して歯の着色汚れを落としていく
4.クリーニング専用の道具で歯の表面や間、付け根部分の清掃を行う
5.患者さんの口の中の状況に合わせた薬剤を用いて、口の中全体の汚れを除去する
6.虫歯予防のためのフッ素を塗布する
PMTCは、1度の施術ではすぐに効果が出ません。続けて施術を受けないとすぐに汚れがついてしまうため、継続して受けることをおすすめします。
歯石がついている場合は、機械や手用の器具を使って歯石を除去します。そして7,000〜10,000回転する電動歯ブラシのような機械を使って、歯面にこびりついている汚れを落とします。こうすることにより、お口の中で繁殖している細菌が作る、「バイオフィルム」を剥がすことができます。
バイオフィルムを剥がして歯面をツルツルにすることで、新たな汚れや細菌を付きにくくします。
歯石除去
歯石除去に関しては、スケーラーと呼ばれる機器を用います。 基本的な流れとしては、「超音波スケーラー」で歯石を全体的に除去。 その後「ハンドスケーラー」で丁寧に歯周ポケット、および歯肉縁上の歯石を取り除きます。 また、歯周ポケットが深すぎる場合には「ルートプレーニング」という治療法を選択します。
この2つの施術を定期的に行う事で、むし歯や歯周病を防ぐ事ができます。
個人の口腔内によって、1か月~半年で差があります。
ですのでかかりつけの歯科で案内された期間でしっかりと通うようにしましょう★