抜歯・非抜歯
こんにちは、岩村矯正歯科です。
矯正治療を行う際に患者様が気になる事は、治療期間、治療器具、そして歯を抜くかどうか、です。
特に歯を抜く、抜かないはご自身の大切な歯ですので気になる事かと思います。
そこで、矯正知治療の際の抜歯・非抜歯について
日本臨床矯正歯科学会のHPに掲載されている内容をご紹介します。
⇒ココカラ
①なぜ抜歯しなくてはならないか
そもそも歯並びが悪い原因を考えると大きな原因の1つとして、歯の大きさと歯が並ぶ容れ物である歯槽骨の大きさのアンバランスが挙げられます。
歯列が著しく狭い場合、幅を広げることはしますが歯槽骨の大きさは固有のものなので広げるにも限界があります。
特に下顎の犬歯を広げて並べることはすべきではなく、上顎歯列の幅も下顎の歯列に調和されるべきだと言われています。
歯槽骨の大きさを無視して歯を並べるために歯列を広げると、将来的に歯肉が下がりやすい、歯周病が進行しやすい、また歯並び自体が元の形に戻り安定しないなどといったことも起きる可能性があります。
②抜歯・非抜歯は治療の手段の1つであるということ
歯を抜くか抜かないかは矯正治療の手段の1つであって決して目的ではありません。
歯を治療によって歯をどこに移動させどんな咬み合わせをつくるかという目標が予め決められるべきで、目標が決まってこそどんな装置を使うか、歯を並べるスペースはどうやって獲得するか(歯を抜くか抜かないか)といった手段が初めて決められるのです。
https://www.jpao.jp/10orthodontic-dentistry/1015consultation
その他もよくある質問が掲載されていて
矯正治療を検討されている方に有効な情報がありますので
是非、HPをご覧ください★