口ゴボのリスク

口ゴボは、骨格の不均衡や歯列の問題によって口が完全に閉じない状態を指します。

この状態が続くと、口腔内が乾燥しやすくなります。

正常な唾液の分泌が減少すると、口腔内の自浄作用が弱まり、細菌が増えやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

口ゴボの原因は、遺伝的な要因だけでなく、生活習慣にも大きく影響されます。主な原因には以下のようなものがあります。
 

骨格の影響

生まれつきの骨格の形状や顎の成長バランスの不均衡が、口ゴボを引き起こすことがあります。

咬み合わせの問題

不適切な咬み合わせが、上下の顎の位置を変化させ、結果的に口元が突出する原因になることがあります。

舌の位置や呼吸法

口呼吸や、舌の位置が正しくない状態が長期間続くと、口ゴボのリスクが高まります。

口ゴボを放置すると、外見上の悩みだけでなく、さまざまな健康リスクも伴います。

例えば、口ゴボは正しい咬み合わせを妨げ、食事の際の効率的な咀嚼ができなくなることがあります。

また、口呼吸が習慣化すると、口腔内が乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクも高まります。

さらに、発音に影響を及ぼす場合もあり、日常会話に支障をきたすことも考えられます。

口ゴボかな・・と思われましたらまずは専門医院を受診して下さい。

当院は日本臨床矯正歯科学会の認定医の矯正歯科医院です。

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